取り上げていただいた新聞や雑誌などの紹介です。 |
メディア・掲載誌紹介 |
■NHK きょうの料理 6月号 | |
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■のれん百年 東海の味 | |
黒っぽいタレに太いめん 伊勢うどん 希代 宏 著 | |
伊勢。ずっと昔から、一生に一度は、お伊勢参りをといわれてきた伊勢神宮のある歴史と伝統の街。そこには、江戸時代の前から四〇〇年も続くという伊勢うどんがある。初めて伊勢うどんを前にした人は、びっくりする。 ずんぐりした太めのうどん、どんぶりの底には、いやに黒っぽいタレが少量入っているだけ。一瞬、食べるのをためらってしまう。具は何も入っていない。刻みネギを入れ、赤い唐ガラシをふりかけ、かきまぜて、さーっと すすり込む。うどんは、タレで当然、黒く染まる。体によくないのでは・・・、それが食べてみると、結構まろやかな味だ。うまい。お代わりをもういっぱい。さよう、最初は驚くが、たちまち伊勢うどんのファンになる。 |
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■dancyu 10月号 | |
お伊勢参りの参拝者も好んで食べた名物うどん「山口屋」は3代続く老舗。 | |
約1時間かけてゆでる伊勢うどんは、ふわっとしているが芯に独特のコシがある 400年の伝統を誇る伊勢うどんは、伊勢の人が地味噌でつくったたまりをかけて食べていたものがルーツ。 今では有名になりすぎたおかげで、既製のたれを使い、麺だけがやたら太い店が増えてしまい、“伊勢うどん”と聞いただけで“あの甘いうどんか〜”と想像する人も多いだろう。 ところが、本物はひと味もふた味も違う。 厳選した小麦粉を塩水でこねて30分ほどねかせたものを打ち、普通のうどんの2倍もある太い麺をつくる。 ここからが本番で、直径1mはある大きな釜でなんと1時間もゆでるのだ。このゆで時間が肝心で、これだけ時間をかけるからこそ、ふわっとしているが芯に独特のコシがある、不思議な歯ごたえの伊勢うどんが生まれる。 たまりを使った濃いたれは、太い伊勢うどんにからまるとちょうどいい濃さに変わる。伝統の味は、やはり 旨かった。 |
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(文 三浦恭子) | |
■一個人 | |
■サライ | |
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